2021年度 体験談02

参加年度 2021年
所属 大阪大学 人間科学研究科
課程 博士後期課程3年
参加形式 オンライン
Summer programに参加されたきっかけ

博士前期課程在学中にお世話になっていた指導教授が、大学院生時代にSummer Programに参加しており、その経験をもとに、勧めてもらったのがきっかけです。当初は、2020年度に参加する予定でしたが、コロナ禍での混乱のため、参加を断念し、2021年度に参加することにしました。学部生のころや、博士前期課程のころにも、統計的手法については学んできましたが、より体系的に、そして最新の情報を得て学びたい、そう思い、参加を決めました。

Summer programを通じて得られたこと、あなたの研究やキャリアに活かされたことがあれば、教えてください。

Summer Programを通じて得られたことは2点あります。英語で統計を学べたことと、R・Stataでの操作方法です。
まず、英語での学びについては、オンライン留学だったため、現地に行って英語で会話をするよりは、浅い経験になってしまったかもしれません。しかし、私はこれまで留学経験がなく、英語にそれほど自信もなかったため、オンラインだったからこそ学びやすかったと考えています。zoomの録画とトランスクリプト機能を使え、繰り返し何度でも視聴することができるので、聞き逃しを防げたと思います。
2つ目のR・Stataでの操作方法については、4週間みっちり毎日これらの統計ソフトと向き合うことになるため、否が応でも慣れることができました。先生方も、ゆっくりお手本を示してくれますし、スクリプトのお手本(例)もアップロードしてくださるので、自分がどこで失敗してしまっているのか、見直すのが容易でした。今でも、ここで得た手法を使って、分析を行っています。

参加を検討されている方、参加を迷われている方にアドバイスやメッセージをお願い致します。

オンラインでの参加のときでも、とても充実していたので、対面授業が開始されれば、より実りのある経験になると思います。基礎から発展的な内容まで、ご自身のレベルに合わせて内容を選ぶことができるので、初めの1日・2日間は興味関心に合わせて色んな授業を見て回ってみてください。もしオンラインで参加される場合は、課題もたくさん出されると思うので、スケジュール調整を前もって行っておいたほうが良いと思います。